書籍情報
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2015年2月25日付「日経MJ」にて、書評掲載!
「読後に、自分でもできると自信が沸いてくる」との評をいただきました。ぼくは「技術」で人を動かす
今いるメンバーで結果を出す{チームリーダー}のレシピ髙島宏平〔著〕
ダイヤモンド社
■「席替え」ひとつで、チームは変えられる。だから最初は真似でいい。
―悩めるリーダーに必要なのは、人間力ではなく「スキル」だ――。赤字体質・高離職率のどん底チームを、売上10倍・育休復帰率ほぼ100%の勝ち続けるチームへと成長させたリーダーが、誰でも真似できて効果抜群の技術を初めて語る。経験がなくても、カリスマでなくても使える、新しいチームリーダーの教科書。目次
はじめに
PART.1 {観察}のレシピ――今いるメンバーの本当の「強み」を知る
- リーダーシップは練習で身につく「技術」である
- 「発信力」だけでは誰もついてこない――「積極的受信」のススメ
- 「何をやっているときにイキイキしているか」で適性を見抜く
- まずメンバーの「1」を知る
- メンバーの得意なコミュニケーションスタイルを知る
- チーム内の違和感は「察する」前に聞いてしまう
- 雑談とフリーディスカッションを使い分ける
- 「修羅場のふるまい」でメンバーの本質を見抜く
- メンバーの自己評価を「翻訳」する
PART.2{伝達}のレシピ――今いるメンバーの心にあなたの言葉を届ける
- リーダーは、語ることでリーダーになる
- 初心者リーダーほど、予言者のように成功を語る
- 言いたいことを「聞きたいこと」に翻訳して伝える
- わかりやすい「類推≶アナロジー>」を用いる
- リーダーは「苦労」を伝えてはいけない
- 「そもそも何のために」を思い起こさせる2つの質問
- 双方向の「発言ノート」で信頼を育てる
- 理念は「体感」で伝える
- 会議室のどこに座るかでチームは変わる――「ミーティング演出法」
- 「呼び名」でカルチャーをつくる
PART.3 {配置}のレシピ――今いるメンバーの「適材適所」を究める
- 「寄せ集め」のチームを最強のチームに変える
- 「相性」は無視する
- 本人の志望ではなく「向き不向き」で判断する
- 「寄せ集め=多様性」とマインドセットを変える
- チーム内の「温度差」を解消する3つのステップ
- 同じ時間、同じものを「体感」する
- 「決め方」を決めておく
- 若手には重要でないことを「丸投げ」する
- ベテランメンバーは上手な「頼み方」で味方にする
PART.4 {巻き込み}のレシピ――今いるメンバーにチームを「自分ごと」にしてもらう
- メンバーを巻き込む「仕掛け」をつくって勝利をたぐり寄せる
- バカバカしいほど小さな成功体験から始める
- 何を「走りながら考える」かは走り出す前に決めておく
- 宿題を決めて「わがこと度」を上げる
- メンバーには「背伸びの課題」を振る
- 「バイオリズムの波」を補完しあう
- 「仮想敵」をつくる
- チームであることを「形」で表す
PART.5 {育成}のレシピ――今いるメンバーを勝利のために成長させる
- 失敗のないほめ方、叱り方はない
- 今の力と期待値との「ギャップ」に注目する
- リーダーの「翻訳」次第でメンバーの伸びしろは変わる
- 「オールマイティー」を期待しない
- 「能力」ではなく、成長の角度を指摘してほめる
- 「斜めのコミュニケーション」で伝聞型にしてほめる
- すべての異動は「抜擢」だと伝える
- マイナスポイントの「貯金」はしない
- 「なぜ叱ったか」は必ず伝える
- 「打たれ弱い人」は能力を認めてから叱る
- 叱ったあとのフォローは「改善点」を見つけてほめる
- あえて危機的状況をつくり出す
- 「対症療法」では育たないと知る
PART.6 {立て直し}のレシピ――今いるメンバーが抱える「負け癖」を取り払う
- 負け癖チームを勝てるチームに変える
- 絶対に勝てる試合」を見つける
- バカらしいほど小さな「変化」を投入する
- 軸足は「成長の兆し」に置く
- チームの「外」に足を運ぶ
- 定期的に「鳥の視点」で見る
- 「脱落者」が出たときに真っ先にやるべき「コミュニケーション」
- イベントで視覚化する
PART.7 {成長}のレシピ――今いるメンバーとともにリーダーも成長して「勝利」する
- 勝ちつづけるための2つの「思考実験」で自省する
- 「自分の限界」を知る
- 「チームの勝利=自分の成長」と知る
- 足し算ではなく掛け算で考える
- 「何のために任せるか」を問う
- 成功体験をノウハウ化して「引き出し」にしまう
- 上司には「具体的に頼る」を徹底する
- ほしい人材を引き寄せるリーダーの習慣――採用は恋愛である
- 「違和感メンバー」を入れてみる
- リーダーをまとめるリーダーを目指す
- 「試合」予定のない練習に意味はない
おわりに
巻末付録 あるある!「リーダーのつまずきと勘違い」チェックリスト
著者プロフィール
髙島宏平
1973年、神奈川県生まれ。東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻修了。大学時代は、学生の国際交流活動などのサークルに熱中。大学院時代に、自らベンチャー企業を立ち上げ、インターネット事業を手がける。1998年、大学院修了と同時に、外資系コンサルティング会社のマッキンゼーに入社。Eコマースグループのコアメンバーとして活躍。
2000年6月、安全でおいしい食材を宅配するオイシックス株式会社を設立。同社代表取締役社長に就任。
2007年、世界経済フォーラム(ダボス会議)が選ぶ「ヤング・グローバル・リーダーズ」に選出される。
2008年、「ポーター賞」受賞。
2011年、日経ビジネスオンライン主催「CHANGEMAKERS OF THE YEAR 2011」受賞。開発途上国の飢餓と先進国の肥満や生活習慣病の解消に同時に取り組むNPO法人「TABLE FOR TWO International」理事、東日本大震災によって被害を受けた東日本食品関連産業の長期的支援を目的とした一般社団法人「東の食の会」代表理事をつとめる。 Twitter : http://twitter.com/koheytakashima
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ライフ・イズ・ベジタブル
―オイシックス創業で学んだ仕事に夢中になる8つのヒント髙島宏平〔著〕
日本経済新聞出版社
■降りかかる問題は選べない。問題に向かう態度は選べる
―仕事をしていると、こちらの都合とまったく関係なく問題が次々と降りかかってくる。問題を選ぶことはできないが、問題を解く態度は100%自分たちできめることができる。どうせなら楽しみながら問題を解いて明るい日々を送りたいし、きっとその方が上手に問題を解くことができると思う。(本文抜粋)内容紹介
「売れない・買えない・お金ない」の3重苦を乗り越え、日本最大級の食品販
売サイトに成長
2012年、オイシックスは国内最大級の食品販売サイトとなり、利用者は75万人を超え、取引農家も1000軒を数えるほどとなった。
しかし、オイシックスが創業をした2000年6月は、ネットバブル崩壊直後。また、当時はインターネットで野菜を買うなんてことは、一般主婦にとってはちょっとした“事件”と呼べるほど、珍しいことだった。さらに、創業メンバーは食品素人だけで、生産者との人脈も全く無く、商品を仕入れることすらままならなかった。客観的に見れば、オイシックスは「売れない・買えない・お金ない」という三重苦に見舞われながらも、夢中になって毎日チャレンジをしていた。
なぜ、ポジティブでいられたのか。
オイシックス創業を通じて学んだ、目の前のチャレンジを夢中で楽しむ方法、仕事に夢中になる8つのヒントを紹介します。目次
はじめに
成功物語は書けないので、夢中物語を書きます
プロローグ
STAGE1
学生時代--子どもの頃、夢中になったことを思い出す
STAGE2
はじめての起業--一緒に夢中になれる仲間を見つける
STAGE3
会社勤め--いったん社会に出て学ぶ
STAGE4
開店準備--いよいよ本気の夢中を始める
STAGE5
Oisix開店--逆境こそ、楽しむ
STAGE6
危機--最大の危機も楽しむ
STAGE7
成長--小さな成功を重ねる
STAGE8
震災、その後--できることを、全部やる
FINAL STAGE
で、全部楽しむ
エピローグ
あとがき
おまけ(1)
旬の野菜・果物マップ
おまけ(2)
企業理念(Oisism)
著者プロフィール
髙島宏平
1973年、神奈川県生まれ。東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻修了。大学時代は、学生の国際交流活動などのサークルに熱中。大学院時代に、自らベンチャー企業を立ち上げ、インターネット事業を手がける。1998年、大学院修了と同時に、外資系コンサルティング会社のマッキンゼーに入社。Eコマースグループのコアメンバーとして活躍。
2000年6月、安全でおいしい食材を宅配するオイシックス株式会社を設立。同社代表取締役社長に就任。
2007年、世界経済フォーラム(ダボス会議)が選ぶ「ヤング・グローバル・リーダーズ」に選出される。
2008年、「ポーター賞」受賞。
2011年、日経ビジネスオンライン主催「CHANGEMAKERS OF THE YEAR 2011」受賞。開発途上国の飢餓と先進国の肥満や生活習慣病の解消に同時に取り組むNPO法人「TABLE FOR TWO International」理事、東日本大震災によって被害を受けた東日本食品関連産業の長期的支援を目的とした一般社団法人「東の食の会」代表理事をつとめる。 Twitter : http://twitter.com/koheytakashima
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有機農業で世界を変える
ーダイコン一本からの「社会的企業」宣言藤田和芳〔著〕
工作舎
■日本の第一次産業を守り、育てる。人々の生命と健康を守る。持続可能な社会を創造する。無農薬のダイコン一本をきちっとつくり、ほしい人に届け、おいしく食べてもらうところから世直しがはじまる―。内容紹介
▶日本の第一次産業を守り、育てる
▶人々の生命と健康を守る
▶持続可能な社会を創造する
無農薬のダイコン一本をきちっとつくり、ほしい人に届け、
おいしく食べてもらうところから世直しがはじまる──
藤田氏がニューズウィーク日本版で「世界を変える社会起業家100人」に選ばれるなど注目を浴びる「大地を守る会」。
「100万人のキャンドルナイト」や「フードマイレージ・キャンペーン」など、社会的企業として歩んできた35年を綴る。目次
- 第1章 大地を守る会は社会的企業を目指す
- 第2章 「ツチオーネ」が語り出す
- 第3章 「エコ」も楽しく行こう
- 第4章 「運動」は自立する
- 第5章 提案型運動は、こうして事業になった
- 第6章 フェアトレードから、一歩前進する
- 第7章 あえて、グローバリズムから下りよう
- 第8章 お天道様は、いつも見ている
著者プロフィール
藤田和芳
1947年岩手県生まれ。出版社勤務を経て、1975年に有機農業普及のNGO「大地を守る会」設立に参画。1977年には、大地を守る会の流通部門として、ソーシャルビジネス(社会的企業)のさきがけとなる「株式会社大地」(現・株式会社大地を守る会)設立。有機農業運動をはじめ、食糧、環境、エネルギー、教育などの諸問題に対しても積極的な活動を展開している。韓国、タイ、インドネシア、中国、モンゴル、パレスチナ、ドイツ、スペインなどへも度々訪れ、アジアを中心に、世界各国の農民との連携を深めている。
1980年、「全国学校給食を考える会」設立に参画、事務局長に就任。
94年秋より、「国産のものを食べよう」「市民の手で、コメ、麦、大豆の自給を進めよう」と提案する「THAT'S(ザッツ)国産」運動を展開。2003年から、夏至と冬至の年2回、電気を消してキャンドルを灯し、ゆっくりした時間を過ごす「100万人のキャンドルナイト」に取り組んでいる。2013年には中国農村部の貧困問題に取り組むNGO「北京富平(フーピン)学校」と合弁会社「富平創源」を設立し、北京にて有機農産物の宅配事業を運営している。
現在、上智大学非常勤講師、ソーシャルビジネス・ネットワーク代表理事、(社)互恵のためのアジア民衆基金会長などを兼任する。
※書籍発行時のプロフィールとなります。 -
ダイコン一本からの革命
藤田和芳〔著〕
工作舎
■泥つきダイコン、虫喰いキャベツ…有機野菜を30年前から売り続けてきた「大地を守る会」。一方で「100万人のキャンドルナイト」など、市民参加による提案型の運動を着実に進めている。初代会長、藤本敏夫さん・加藤登紀子さん夫妻とのエピソードも交え、その歩みを辿る。大地を守る会30周年記念出版。内容紹介
有機野菜を30年前から売り続けてきた「大地を守る会」の設立から30年の活動記録。
目次
- 第1章 「100万人のキャンドルナイトのうねり」
- 第2章 無農薬野菜を売りたい一心で「大地を守る会」を立ち上げる
- 第3章 きたるべき社会を実現するための株式会社
- 第4章 地域に根ざしながら国を超える
- 第5章 楽しい生活の場づくりをめざして
著者プロフィール
藤田和芳
1947年岩手県生まれ。出版社勤務を経て、1975年に有機農業普及のNGO「大地を守る会」設立に参画。1977年には、大地を守る会の流通部門として、ソーシャルビジネス(社会的企業)のさきがけとなる「株式会社大地」(現・株式会社大地を守る会)設立。有機農業運動をはじめ、食糧、環境、エネルギー、教育などの諸問題に対しても積極的な活動を展開している。韓国、タイ、インドネシア、中国、モンゴル、パレスチナ、ドイツ、スペインなどへも度々訪れ、アジアを中心に、世界各国の農民との連携を深めている。
1980年、「全国学校給食を考える会」設立に参画、事務局長に就任。
94年秋より、「国産のものを食べよう」「市民の手で、コメ、麦、大豆の自給を進めよう」と提案する「THAT'S(ザッツ)国産」運動を展開。2003年から、夏至と冬至の年2回、電気を消してキャンドルを灯し、ゆっくりした時間を過ごす「100万人のキャンドルナイト」に取り組んでいる。2013年には中国農村部の貧困問題に取り組むNGO「北京富平(フーピン)学校」と合弁会社「富平創源」を設立し、北京にて有機農産物の宅配事業を運営している。
現在、上智大学非常勤講師、ソーシャルビジネス・ネットワーク代表理事、(社)互恵のためのアジア民衆基金会長などを兼任する。
※書籍発行時のプロフィールとなります。 -
畑と田んぼと母の漬けもの
―「大地を守る」社会起業家の原風景藤田和芳〔著〕
ビーケイシー
■本書は、大地を守る会の商品カタログ「ツチオーネ」での連載「社長のひと言」を再編成したものです。岩手の農村で生まれ、育った少年の暮しを通し、社会起業家・藤田和芳の原風景を紐解きます。内容紹介
●倉本聰さんからのメッセージ
ここに綴られた文章たちからは、かつての日本の農村の原風景と、そこで営まれていた人々の暮し、さりげない教育、足るを知るという幸福感、そして豊かな土の香りが、随所に芬々とあふれ出し、少年のままの心で記された素朴な哲学書の感がある。(序文より)目次
- プロローグ 「日本一の田舎」に生まれて
- 第1部 子どもの頃、こんな暮らしがあった
- 第2部 いまも、こんな暮らしがある
- エピローグ いま、大地を守る会で
著者プロフィール
藤田和芳
1947年岩手県生まれ。出版社勤務を経て、1975年に有機農業普及のNGO「大地を守る会」設立に参画。1977年には、大地を守る会の流通部門として、ソーシャルビジネス(社会的企業)のさきがけとなる「株式会社大地」(現・株式会社大地を守る会)設立。有機農業運動をはじめ、食糧、環境、エネルギー、教育などの諸問題に対しても積極的な活動を展開している。韓国、タイ、インドネシア、中国、モンゴル、パレスチナ、ドイツ、スペインなどへも度々訪れ、アジアを中心に、世界各国の農民との連携を深めている。
1980年、「全国学校給食を考える会」設立に参画、事務局長に就任。
94年秋より、「国産のものを食べよう」「市民の手で、コメ、麦、大豆の自給を進めよう」と提案する「THAT'S(ザッツ)国産」運動を展開。2003年から、夏至と冬至の年2回、電気を消してキャンドルを灯し、ゆっくりした時間を過ごす「100万人のキャンドルナイト」に取り組んでいる。2013年には中国農村部の貧困問題に取り組むNGO「北京富平(フーピン)学校」と合弁会社「富平創源」を設立し、北京にて有機農産物の宅配事業を運営している。
現在、上智大学非常勤講師、ソーシャルビジネス・ネットワーク代表理事、(社)互恵のためのアジア民衆基金会長などを兼任する。
※書籍発行時のプロフィールとなります。