Activity Report
3ブランド初の共同企画「ネクストブレイク東北」始動
食品宅配事業で培ったマーケティングノウハウを共有し、各ブランドで販売することで、
多くのお客さまから愛されるヒット商品を生み出すことを目指します。
磯辺加工組合の挑戦:3者一丸で漁業復興
「何もかも失った状態。でもだからこそ、助け合ってなんとかしないと、魚屋を続けないと、と思いました」と語るのは磯部加工組合の理事長・島寿雄さん。
水産業では一般的に漁師・漁協・仲買は別の組織ですが、福島の漁業を再建するため、利益も不利益も分け合う共同組合という形を選択し、漁師、漁協、仲買が一丸となり生まれたのが「磯辺加工組合」です。ここ、磯部地区には次世代を担う20~30代の漁業関係者も多くいます。
福島県の漁業では、東日本大震災以降、試験操業が続いています。試験操業のため、まだ潤沢な量は確保できませんが、今回、ホッキ貝、真ダコ、しらす干しなどを販売します。
真ダコはボイルし、食べやすい大きさにカット。程よい塩味で、すっと歯でかみ切れるしっとりとした柔らかさで、タコの味がしっかり味わえます。また、ホッキ貝はボイルした身の部分だけを開きました。そのままでもおいしいですが、ホッキ飯や天ぷらなど、加熱すると甘みが増します。
販売先
大地を守る会 https://takuhai.daichi-m.co.jp/st/nbt
(3月5日~)
奇跡がつまった八木澤商店の味
「岩手県陸前高田市で200年余続く醤油蔵「八木澤商店」は、大津波の被害にあい、150年使い込まれた気仙杉の木桶で仕込む醤油も流されてしまいました。しかし、偶然、震災前に岩手県釜石市の水産技術センターの研究所に、微生物の研究のために預けておいた少量の「もろみ」が発見されました。それを培養した「もろみ」で仕込みをし、厳しい夏を二度経過させた醤油が2014年11月にようやくしぼれました。それが、「奇跡の醤(ひしお)」です。
岩手県産大豆と小麦を使用し、ゆっくりとじっくり熟成させたため、奥深く、旨みが強いこいくち醤油に仕上がっています。
販売先
らでぃっしゅぼーや https://www.radishbo-ya.co.jp/shop/
(3月19日~発売予定)