【TABLE FOR TWO】タンザニアの学校で有機栽培を行う菜園作りの支援をしました

Activity Report

【TABLE FOR TWO】タンザニアの学校で有機栽培を行う菜園作りの支援をしました

2021年にオイシックス・ラ・大地のお客様のご協力により、タンザニアにある20の学校の生徒と菜園管理を担当する教師を対象に、化学肥料や殺虫剤を使わない有機農法を指導するプロジェクトが発足しました。
ご支援いただいたみなさまに感謝申し上げます。
現地の取り組みについて最終報告させていただきます。

農業指導を応援する想い

オイシックス・ラ・大地がTABLE FOR TWO(TFT)の活動への参加を開始した2008年から、子どもたちの学校給食、ルワンダとケニアへの2つの給食室建設、そしてこの菜園作りの3つの支援を行ってきました。

全ての支援が支援先で喜ばれていますが、中でも菜園作りは、支援先で飢餓の解消のために継続的に伝えられる重要なコンテンツです。
支援先の方が自分で農作物を育てて自立した生活ができるようになることを願って、2021年に菜園作りの支援をテーマに、お客様からのご協力をいただきました。

また、支援先では女性の就業率が低く、賃金も低いために不安定な生活となるケースがあります。菜園を作り、女性たちにも有機農法を指導することで、女性の社会的自立のサポートも目指しています。

支援先での主な活動

・各地域に1か所ずつ、化学肥料・農薬を使わないモデル菜園を開設しました。
・学校菜園の管理を担当する国内5地域の20校の教員向けに、指導者養成トレーニングを3か所で実施(2021年9月、10月)し、46名の教員が参加しました。
特に女性教員の参加を推奨しました。
・農業指導員が10校を個別訪問し、菜園担当教員と約500人の生徒が講習会に参加しました。
・孤児支援の地元財団と連携して、子ども向けの農業講習会を開催しました。

菜園作りの支援にご協力いただき、ありがとうございました

孤児支援の地元財団と共催したイベントや一部の学校での講習会の様子を、地元のラジオ番組で紹介してもらい、地元の農家グループからの有機栽培に関する問い合わせが増加し、学校の枠を超えて情報共有ができました。
また、菜園の作物を地元のファーマーズマーケットに出品して200人前後のお客様に来てもらい、利益を菜園の維持に活用できました。

自分たちで作物を育てることは、飢餓の解消だけではなく、作物を売ることで豊かで安定した生活に繋がることを実感できたのは大きな学びとなっています。

これからもTFTは支援先で菜園での活動が広がっていくように見守っていきます。

気軽にTFTに参加いただけます

TFTでは菜園の設置支援、そして学校給食支援を行っています。
オイシックス・ラ・大地では、支援先の全ての子どもたちが笑顔で学校に行けることを目指して、継続的に支援を続けていきます。



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