【TABLEFORTWO】Oisix 学校菜園プロジェクト続報・野菜を作付けました

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【TABLEFORTWO】Oisix 学校菜園プロジェクト続報・野菜を作付けました

Oisixが作った「学校菜園」があるのは、こんなところ

Oisixでは、お買い物サイトでお客様が継続的に対象商品を購入いただくことにより、これまでにルワンダ・バンダ村とケニア・ルシンガ島の小学校に給食室を作ることができました。
2018年にOisixが「学校菜園」を設置したタンザニアのモロゴロは、タンザニア最大の都市・ダルエスサラームから車で東に 5~6 時間ほど離れた地域です。幹線道路はあるものの、1本入ると舗装されていない赤土の道がほとんどで、1階建ての建物や、竪穴式住居のような窓のないレンガ造りの家ばかり、靴を履いてない人もまだまだ多いのが現状です。

育てているのは、こんな野菜たち

このモロゴロ地区の中心近くに位置するMsamvu A(ムサムブ・エー)小学校には、1年生から7年生まで734名の生徒と19名の教師が在籍しています。

4年生と5年生の生徒のうち、68名が菜園の管理に携わっています。菜園用地として確保した8,100平方メートルのうち、現在は約4分の1にさまざまな野菜が作付けされています。
アビシニアガラシ(※1)、アマランサス(※2)、白菜(※3)、アフリカン・ナイトシェイド(※4)が栽培されています。
またモリンガ(※5)の苗木を栽培しており、一定程度まで成長後に植樹する予定です。

<栽培されている作物について>

1. 半乾燥地域での栽培に非常に適するアブラナ科の作物。別名はエチオピアンマスタード。
2. カルシウム、ビタミンB、葉酸、鉄、亜鉛を多く含む穀物。塩分、温度の変化や干ばつに強く、 環境適応能力に優れている。
3. 日本で食用されている白菜よりも小さく、葉の枚数が少なく、結球しないそうです。
4. African nightshadeと呼ばれるナス科の葉野菜。柔らかい葉を茹でたり炒めて食べるほか、実も食べられる。
5. 和名はワサビノキ(葉や花などに、ワサビに似た香味があるところから名付けられたといわれる)。果実と葉を食用するほか、樹木として育った際には、その木陰でトウガラシやモロコシが栽培される。

菜園がみんなに教えてくれるもの

菜園は野菜を栽培して収穫するだけでなく、生徒に教室では教えられない技術を伝える場でもあります。また近隣住民や地元の役場の職員が学校菜園を見学に来るなど注目を集めており、栽培に携わる生徒やその家族以外にも効果が波及していくことを目指しています。

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