【TABLE FOR TWO】アフリカの小学校に「学校菜園」を作ろう

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【TABLE FOR TWO】アフリカの小学校に「学校菜園」を作ろう

タンザニア モロゴロのムサムブ・エー小学校にて「Oisix 学校菜園プロジェクト」を開始

Oisixでは、お買い物サイトでお客様が継続的に対象商品を購入いただくことにより、これまでにルワンダ・バンダ村とケニア・ルシンガ島の小学校に給食室を作ることができました。
このたび新たにOisixが「学校菜園」を設置したモロゴロは、タンザニア最大の都市・ダルエスサラームから車で東に 5~6 時間ほど離れた地域です。幹線道路はあるものの、1本入ると舗装されていない赤土の道がほとんどで、1階建ての建物や、竪穴式住居のような窓のないレンガ造りの家ばかり、靴を履いてない人もまだまだ多いのが現状です。

Msamvu A(ムサムブ・エー)小学校は 2010 年、900 坪(3,000 ㎡)ほどの土地に同国の学校管理委員会によって設立されました。 全校生徒1,650名は7学年に分けられており、3年生から6年生のうち300名が、本年6月からこの菜園活動に参加。学校での菜園活動に加えて、自宅でも生徒たちが野菜の栽培を行っています。保護者との面談時には、小学校側は自宅菜園がうまくいっているかフィードバックをもらっています。こうして学校菜園で収穫された野菜は近隣の町や村で販売され、それで得た収益は菜園の運用・維持に充てられています。

地産地消や無農薬栽培、有機肥料の活用にも目を向けながら

学校菜園には灌漑設備があり、サツマイモ・唐辛子・ヒヨコ豆・ローゼル・キャッサバに加え、山芋の一種である「ヴィベレ(Vibere)」 ・ササゲ豆・パパイヤ・レモンなどが栽培されています。また医療用に、アロエ・ワサビノキ・レモングラス・ニーム・マリーゴールドなども栽培。生育には牛糞・鶏糞と いった有機肥料が使用されており、すりつぶしたアロエを マリーゴールド・唐辛子・ニームの葉と混ぜて、有機殺虫剤としても使用しています。

同小学校の菜園として次に目指すのは、地元野菜・医療用薬草・果実類の栽培を増やすこと。また、教職員や児童に対し、校内でのクラブ活動などを通じて、地産地消や無農薬栽培、有機肥料の活用を重んじる教育も行っていく予定です。

次にOisixが新設する菜園は、来春以降スタートする予定です。

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