Activity Report
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2014年7月、給食室で給食の提供が開始!
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2014年7月 給食室が完成しました
2014年7月ケニアのルシンガ島に建設した給食室でついに給食提供がはじまりました。まず目に入るのが給食室入り口の「COMMUNITY KITCHEN」の文字と、その下に書かれた「Oisix」のロゴ。給食室は小さいながらも清潔で、島では珍しい水道も通っています。建設以前は調理にかまどが使われていましたが、新しくできた給食室には煙突があり、煙を屋外に排出できるため、調理の担い手である園児のお母さんたちの煙による健康被害も少なくできました。また、熱効率が良いため、薪の量が少なくて済み、周辺森林の乱伐もしなくて済みます。
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いよいよ、給食室を使った給食提供がスタート!
幼稚園ではこれまで、栄養状態の悪い子どもを優先して60名程度に給食が提供されていましたが、調理設備が整ったことにより138名全員の園児が食べられるようになりました。給食は朝、昼の2回。朝のメニューは「ウジ」というとうもろこしなどの穀物おかゆ。お昼は「ウガリ」というとうもろこしやキャッサバの粉を練ったもの、小魚スープ、「スクマウィキ」というケールのようなもの。 子どもたちは一人一人、給食室で温かい食事を受け取り、外に出ると思い思いの場所に陣取ってごはんを頬張ります。AIDSの蔓延率が高いこの地域では祖父母と暮らす孤児も多くいますが、ごはんを食べている時はみんな明るい顔をしています。