Activity Report
2023年度大地を守る第一次産業支援基金の活動のご報告
みなさんからご協力をいただきました「大地を守る第一次産業支援基金」の2023年度（2023/4/1～2024/3/31）の活動と収支を下記のとおりご報告いたします。
2023年度活動収支PDF
能登支援地震報告
大地を守る会では、能登半島地震発生直後より、被災者を支援する目的で寄付金の募集を開始しました。 皆さまから1,763,000円の寄付金（大地を守る未来募金1口500円）をお寄せいただきました（2024/3/31時点）。
いただきましたご寄付は、被害にあわれた包丁研ぎサービスを行うふくべ鍛冶さん（石川県鳳珠郡能登町）や石川県を通じて被災された方々、 現地で支援活動を行う特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンや当社連結子会社の株式会社とくし丸が展開する「移動スーパーとくし丸」へお送りし、 被災地の方々への支援や「移動スーパーとくし丸」による救援物品の配布活動の支援を行ってまいりました。 引き続き能登半島地震の被災者支援や長期的復興活動のために活用させていただきます。
皆さまからのたくさんの温かいご支援を誠にありがとうございました。
オイシックス・ラ・大地は、各自治体、NPOなどと連携しながら、引き続き被災地の支援を続けてまいります。
支援活動については、改めて当社のホームページ等でお知らせいたします。
※写真提供：特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン
＜寄付先からのメッセージ＞
ふくべ鍛冶さん（石川県鳳珠郡能登町）
会員の皆様、この度は多大なるご支援をいただき、誠にありがとうございました。
震災から2カ月が経ち、3月からは全従業員が揃い、仕事ができる喜びと皆様からの励ましにより、感謝を噛みしめながら仕事に向き合っています。
また、日々被災地の状況は変化し、支援ニーズも多様化してきているように思います。
私共も地域の復旧復興に大きく携わり、会社だけでなく、地域全体として活動していきたいと思っています。そして、地域の中から復興を目指し、また多くのお客様のお役に立てるよう全力で努めて参ります。本当にありがとうございました。
真南風の会 沖縄台風支援報告
8月上旬に発生した台風6号の強風の影響で、大地を守る会でパイナップルやピーマン、オクラなどを販売している生産者真南風の会（沖縄県）の自社農園の7～8棟のパイプハウスが倒壊する被害が発生しました。 冬の本シーズンに向けてハウスの再建や被害を受けた畑の立て直しにお役立ていただけるよう「大地を守る第一次産業支援基金」から寄付させていただきました。
＜真南風の会さんからのメッセージ＞
このたびは、台風被害に対して寄付を頂き、誠にありがとうございます。頂きました寄付金につきましては全額を被害を受けた農業用ハウスの再建費用とさせて頂きます。 現在、農業用ハウスの再建と同時進行で冬作に向けての準備をしております。今年も食べていただける皆様のためにがんばってまいります。改めまして寄付金を頂き、助かります。ありがとうございました。
みなさまのご支援に心より御礼申し上げます。
2023年度活動収支
2023年度活動収支PDF
大地を守る会では、2011年3月11日に発生した東日本大震災に対して、「大地を守る震災復興支援基金」を設立し、ご協力をいただいた基金は、大地を守る会の被災生産者の復興支援や食糧支援、生産者へのお見舞い金、また、行政やNGO団体などと協力し、被災避難所への食糧支援などにも使用させていただきました。
当基金設立から約2年が経過した2013年6月、当初の緊急支援としての基金の役割は一定程度収束してきたことにより、今後も支援すべき課題は継続しつつ、あらたなステップに踏み出すため、「大地を守る震災復興支援基金」は「大地を守る第一次産業支援基金」に名称を変更し、必要な震災復興支援とともに、「新たに発生するかもしれない自然災害（震災のみならず台風、水害、干ばつなど）による産地等被害への支援」を継続して行ってましりました。
今後も、「日本の第一次産業を守り育てること」「人々の生命と健康を守ること」「持続可能な社会を創造すること」の目的のために基金を活用してまいります。
皆さんの温かいご協力を引き続きよろしくお願いいたします。