古着回収2020夏の結果ご報告&現地レポート

Activity Report

古着回収2020夏の結果ご報告&現地レポート

使わなくなった古着を皆さんに送っていただくことで、パキスタンのスラムの子どもたちが学校で学ぶ機会を得られる「古着回収」。2020年6月から7月にかけて行われた古着回収のご報告と、現地の最新情報をレポートします。
前回のレポートはこちら

多くの古着が集まりました!ご協力ありがとうございました。

「古着回収2020夏」では、下記の通り多くの古着をお送りいただきました。選別した一部は、7月14日に千葉市のNPO法人JFSAでコンテナ積み込みがされ、20日に横浜港を出港、8月14日にパキスタンのカラチ港に無事に到着しました。その後古着は業者に売られ、その売上金が学校の運営資金に充てられました。
■古着回収2020夏(2020年6月~7月)
●回収量:4トン583キロ
●古着をお送りいただいた人数:706名

パキスタン現地では

パキスタンのスラムでは前回の報告の通り、「アル・カイールアカデミー」も政府のロックダウンを受けて、3月初めから休校をしていました。9月14日から学年ごとに段階的解除を行っており、9月30日現在、高学年の生徒の登校が始まりました。10月末までには全校生徒が登校できるように準備を進めていますが、予断を許さない状況です。
ロックダウン自体は8月10日で解除されましたが、様々な制限がそのまま続行しています。日雇いの仕事に携わる親たちの多くも働くことができずにいます。ロックダウン以来、生徒たちと家族を支えるための食糧支援を行ってきましたがいったん終了し、8月末のカラチ市の大雨被災者向けの支援にシフトしています。普段ほとんど雨が降らないカラチ市での大雨は、スラム住民が生存の危機に瀕するレベルの被害をもたらしています。

「アル・カイールアカデミー」の支援活動の動画が届きました。
動画はこちらから(字幕作成 JFSA)


秋の古着回収が始まりました。期間は10月1日(木)~11月30日(月)です。

暑さが残るこの頃ですが衣替えの季節がやってきました。おうちで眠っている古着はありませんか?
ご協力どうぞよろしくお願いいたします!

オイシックス・ラ・大地はNPO法人JFSA(日本ファイバーリサイクル連帯協議会)(千葉市)と協力して古着回収活動を行っており、夏・秋・冬の年3回、皆さんに古着回収を呼びかけています。皆さんの古着はJFSAに届き、選別後、パキスタンへ。現地で販売された古着の売上金は、パキスタンのスラムにある無料の学校「アル・カイールアカデミー」の運営に充てられます。

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