2021年コーヒー産地・東ティモールの豪雨災害支援

Activity Report

2021年コーヒー産地・東ティモールの豪雨災害支援

2021年4月4日(日)未明からの豪雨の影響で、東ティモールの首都ディリで大規模な洪水が発生し、市内の広範囲が浸水による被害を受けました。

緊急支援物資を届けることができました

幸いコーヒーの産地及び首都ディリのコーヒー販売会社ATCには人的被害はありませんでしたが、首都ディリの被害は甚大で、大規模な洪水により市内の広範囲が浸水の被害を受けたため、現地NGOのPermatil(パーマティル)とAPLA(※)との呼びかけにより、大地を守る会のDAFDAF基金より99,624円の緊急支援を行いました。寄付金は、首都ディリの生活必需品等(米、油、卵、即席麺などの食料品、石鹸、シャンプー、歯磨き粉などの衛生品、食器一式)の購入に充てていただきました。

※Permatilは、学校菜園の普及活動を協力して実施する現地NGOで、大地を守る会もその活動を支援しています。APLAは、大地を守る会、らでぃっしゅぼーやと取引のあるATJ(オルター・トレード・ジャパン)の姉妹NGO団体。

緊急支援を終えて復興活動へ

Permatilからは、日本をはじめ海外からの支援金のおかげで、当初目標としていた300世帯を超える被災世帯に対して緊急支援物資の配布することができたとの報告がありました。

Permatil代表のエゴ・レモスさん、現地スタッフの皆さんからの感謝のメッセージ:
「APLAを通じて支援してくださった日本の市民の皆さんからの連帯の気持ちに心から感謝します。おかげで、政府からの支援を受けられていない多くの被災者に食料や日用品を届けることができました」

また、4月末をもって緊急支援への支援金の受付を終え、その後は復興活動の一環として、ディリ近郊の山間の地域で今後の災害の備えになるよう、木の根による保水効果を期待した植樹活動を地域住民と一緒に展開する計画を立て始めました。植樹活動には被災した地域住民が参画し、活動中の食料を支援する(Food for Work)という形を取るとのことです。

オイシックス・ラ・大地では、引き続き復興活動に協力していきます。

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