安心安全な農産品や加工食品、ミールキットなどの食品宅配を展開するオイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島 宏平)は、5月23日より青稜中学校(所在地:東京都品川区、校長:青田 泰明)のSDGsゼミナールで特別授業を開講しました。初回授業では、アップサイクルについて学んだあと、グループディスカッションをしてどの食材をアップサイクル商品にするか投票を行いました。アップサイクル商品にする食材は、きのこの石づき、昆布の根本、大根の葉の3食材に決定。5月30日の次回授業では、初回授業で決定した3食材をどうアップサイクルするか、日本料理「傳(でん)」の長谷川在佑氏のアドバイスを受けながらアイディアを出し合います。
【開催日時】2022年5月23日(月)13:50~15:30
【参加者】青稜中学校の2年生と3年生の有志50名
【登壇者】東海林園子(オイシックス・ラ・大地 執行役員 経営企画本部 グリーンプロジェクト所管)
【授業内容】
・ゼミナール開講の挨拶
・アップサイクル商品を試食。どんな食材がアップサイクルされているか当ててみる
・アップサイクルやフードロスの現状について知る
・実際にどんな食材をアップサイクル商品にするか、グループでディスカッション
・グループごと発表し、商品化する食材を投票
オイシックス・ラ・大地のアップサイクル商品を試食し、どんな食材がアップサイクルされているか、予想をグループで出し合いました。講師が正解を発表すると、生徒たちの間でどよめきが。「普通に出されたら絶対に食べない野菜だったのに食べられた」という声もあがりました。
アップサイクル商品にする食材の候補は、にんじんの皮、キャベツの芯、大根の葉、玉ねぎの上下部分、きのこの石づき、魚の皮、こんぶの根元、りんごの芯、パイナップルの芯、なすのヘタ、ブロッコリーの茎、大根の皮、の全12食材。日常的に食べる身近な食材から、初めて見るような食材までさまざまな食材をそろえました。
アップサイクル商品にする食材をグループでディスカッションし、全体発表をしました。
「昆布の根元は見たことがない人がほとんど。商品化を通してフードロスの事実を知ったり海の問題に目を向けたりするきっかけになるのでは」
「りんごの芯を加工した商品は見かけないので、もし商品化できたら皆をびっくりさせられそう」
「玉ねぎは1年を通して食べる食材なので、年間のフードロス量が多そう」
など、さまざまな視点が発表され生徒たちも真剣に耳を傾けていました。
本取り組みでは生徒たちが実社会で活躍する人材からレクチャーを受けながら約半年をかけてアップサイクル商品を開発します。アップサイクルをする食材の選定をはじめ、ネーミングやパッケージ、マーケティングプランを生徒自身の力で考えます。開発した商品は10月頃に、オイシックス・ラ・大地の定期会員のお客様のほか、一般のお客様向けにも販売を開始する予定です。
*上記記載の内容は都合により変更になることがあります