食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島 宏平、以下、オイシックス・ラ・大地)は、2023年度の入社式を2023年4月3日(月)に、群馬県昭和村にある提携産地の“野菜くらぶ”の畑にて行いました。
▲オイシックス・ラ・大地 2023年度 新卒入社29名集合写真
オイシックス・ラ・大地は、「これからの食卓、これからの畑」という企業理念のもと、食べる人と作る人とを繋ぐ方法を常に進化させ、持続可能な社会の実現を目指しています。新入社員には“オフィス”で働く前に、産地の苦労・工夫・農家様の想い、そして畑や野菜に触れることで、食の現場を入社初日に体感して欲しいという思いから、“畑”での入社式実施を決定いたしました。
“畑”で入社式を行うのは8年ぶり、経営統合後のオイシックス・ラ・大地としては初となります。
プログラムは午前午後の2部構成。午前は当社取締役である小﨑からの挨拶、畑の中から自分の入社証書を収穫する“入社証書収穫”、入社への想いをトマトの苗に込め、成長を促す作業を行う“決意表明の苗”などが行われました。お昼は生産者との交流をしながら皆でランチを食べ、トマトのビニールハウスでの農作業を行いました。
【午前】入社式
・オイシックス・ラ・大地株式会社 取締役 小﨑宏行より挨拶
・入社証書収穫
・野菜くらぶ 小林啓子さんより新入社員へのお祝いの挨拶
・新入社員代表挨拶
・横断幕に桜連想し手形 / 写真撮影
・入社への想いを込めて「決意表明の苗」
【午後】研修
・生産者との交流ランチ
・農作業
・閉会の挨拶
取締役 小﨑宏行から新入社員へメッセージ
取締役の小﨑からは激励の言葉として、これから社会人になるうえで大切にしてほしいことを話しました。「これから色んな経験をするが、当事者意識を持って夢中で走り続けてほしい。
フードロス、新しい形の栄養失調、個食化が進むなど、難しい食の課題が拡がっているなかで、私たちはそれに挑戦する。ベンチャー魂をもって皆で高みを目指していきたい。高い山を上ると、今まで見れなかった景色が見られる。それを皆で登って皆さんと次の未来を作りたい。私たちも皆さんのことを全力で応援します!」と熱いメッセージを送りました。
本来は一人ひとりに手渡しされる入社証書ですが、オイシックス・ラ・大地らしく「収穫」という形で授与されました。自身の名前が書かれた立札の前の土を掘ると、入社証書が!新入社員29名はこのサプライズに驚くとともに、自ら収穫した入社証書を手に嬉しそうな表情を見せていました。
▲入社証書の収穫!
▲収穫した入社証書を掲げる新入社員
生産者さまから新入社員へメッセージ
今回、会場となる畑を貸していただいた、株式会社野菜くらぶの取締役 小林さんよりメッセージをいただきました。
「これから社会人になると、新しいこと、苦しいことが色々あります。苦しいことを乗り越えるときに、人間らしさが磨かれる、その姿をまたこの場所で見られることを楽しみにしています。」と激励の言葉をいただきました。
新入社員たちは、真剣な面持ちで、これから共に色々な課題を解決する生産者の言葉に耳を傾けていました。
新入社員代表挨拶 岡田 和祈
緊張した面持ちで新入社員代表の挨拶をしたのは、岡田和祈。日本の農業に貢献をしたいと思ったきっかけとなった高校生の時の先生からの投げかけ、今日からその夢をかなえることが出来る喜びなどを話してくれました。
「29名の入社の理由、掲げる目標は別々。しかし、真心を持って、最善を尽くすことによって、生産者さま、消費者の方に信頼をしてもらえる。その思いを礎として、これから尽力していきたい。」と、熱い気持ちを語りました。
大きなトラクターに掲げられた横断幕には、オイシックス・ラ・大地が展開する3ブランドのロゴマークとともに、花の咲いていない木が描かれています。ピンク色のペンキを手に塗り、29人それぞれの思いを胸に手形を押すことで、見事な満開の桜の花を咲かせることができました。
「入社式という記念すべき日に、これから先、共に成長する仲間と最初の共同作業を行えたことに感動をし、一生の思い出になりました。」などの新入社員からの声がありました。
トマトのビニールハウスに移動し、生産者からトマトの栽培についての説明を受けた後は、成長を促すための農作業に挑戦しました。トマトの苗が倒れないように、誘引クリップを使ってしっかりと苗をロープに挟み留めしました。そして、社会人としての抱負、これから挑戦したいことを立札に記入した「心の苗」を、社会人としての第1日目を振り返ることができるように、自分たちが作業をしたトマトの苗の前に立てました。生産者から定期的に苗の成長の様子を聞かせてもらうことで、新入社員たちの成長とともに、トマトが真っ赤に実ることを見守りたいと思います。
▲農作業体験の様子
▲新入社員たちが植えた心の苗
新入社員からメッセージ
高木 日菜子:元々大学でデザインを学んでいました。食×デザインの道で就職先を探していたときに、オイシックス・ラ・大地に巡り合いました。これから先は、WEBサイトを通じて「美味しい」「食べてみたい」と思っていただけるようなデザインをすることで、まだオイシックスを知らない人にも使っていただけるような仕事をしていきたいと思います。
和田 千怜:大学で教育学部を専攻しており、教育実習などに行く中で、子供の食育環境を変えたいという思いがありました。教育現場で食育をするのも大切だが、家庭で食育ができることが望ましいと思い、親の食への意識を変えることが必要だと思い、色んな方向からアプローチできるオイシックス・ラ・大地に入社を決めました。一人ひとりの食の時間が楽しくなり、食への意識が少しでも変えられるような仕事にチャレンジしていきたいと思います。
佐々木 琴美:ホテルのウェディングのアルバイトをしていたときに、捨てられる食品をみて、食品ロスに課題感を持ちました。また、親が栄養士だったこともあり小さなことから食に関心があり、幅広く食に携われるオイシックス・ラ・大地に入社しました。これからは、商品開発などを通じて、新しい食体験をしていただけるような仕事にチャレンジしていきたいと思っています。
まとめ
桜が満開に咲いた気持ちのよい日に、2023年度オイシックス・ラ・大地の入社式を行うことができました。待ち合わせの場所と時間、行先しか知らない29名の新入社員は、今日肌で感じた貴重な体験をこれからの社会人経験にいかしてくれることと思います。
オイシックス・ラ・大地では、これからも様々な取り組みを通じて、企業理念である「これからの食卓、これからの畑」の実現を目指してまいります。
日時 :2023年4月3日(月) 10:30~15:30
会場 :群馬県利根郡昭和村赤城原845-1 ※野菜くらぶ内の畑にて開催
参加者:オイシックス・ラ・大地株式会社
2023年度新卒入社者 29名 、取締役 執行役員 小﨑宏行、HR本部 人材スカウト室
株式会社 野菜くらぶ 取締役 営業部販売課 課長 小林啓子さん
オイシックス・ラ・大地株式会社は、「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の国内主要ブランドを通じ、安心・安全に配慮した農産物、ミールキットなどの定期宅配サービスを提供しています。子会社の買い物難民向け移動スーパー「とくし丸」や、米国でヴィーガンミールキットを展開する「Purple Carrot」も含め、食のサブスクリプションサービスを広げています。
当社は、「サステナブルリテール」(持続可能型小売業)として、サブスクリプションモデルによる受注予測や、ふぞろい品の積極活用、家庭での食品廃棄が削減できるミールキットなどを通じ、畑から食卓まで、サプライチェーン全体でフードロスゼロを目指しています。