食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島 宏平)の連結子会社である、株式会社とくし丸(本社:徳島県徳島市、代表取締役社長:新宮 歩、以下「とくし丸/当社」)は、運営する移動スーパー「とくし丸」が2022年5月に稼働台数が1,000台を突破したことをお知らせします。移動スーパーの稼働台数が1,000台を超すのは移動スーパー業界で初めて(※1)です。今後は買い物支援に止まらず、お客さまの生活の質の向上を支援できるよう、新サービスの開発に向け協業企業の募集を開始します。これからも持続的成長に向けて地域の皆さまに必要とされる事業をめざします。
とくし丸は買い物難民(※2)の支援を目的として2012年1月に徳島県で創業。地域に根ざした移動スーパー「とくし丸」のサービスを提供し、提携スーパー、販売パートナーと共に事業を推進しています。全国で143社のスーパーと提携し、約15万人のお客さまにご利用頂いています。
(2022年5月時点)
2012年1月 創業者の住友達也が会社設立。翌月2月に2台稼働
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2013年6月 徳島県と「見守り協定」を締結
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2014年4月 京都府で開業し、県外初進出
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2016年5月 オイシックス・ラ・大地の連結子会社になる
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2018年4月 300台達成
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2020年4月 500台達成
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2020年6月 新代表に新宮歩が就任
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2020年10月 沖縄県で開業し、全都道府県でサービス展開へ
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2022年5月 創業から10年で稼働台数1,000台を突破
多店舗展開するスーパーとの提携増加や、増車の仕組み化を進めたことにより、年間220台の増車となりました。月間流通総額は2021年12月に20億を超え、2021年の年間流通総額は212億円となり前年比+140%となりました。日販平均も10万円を超え、年間を通し安定的に推移しています。
販売パートナー向け事業説明会の問合せ数は、オンライン説明会を2020年に開始して以降増加しており、年間1,000件以上の問合せが来ている状況です。「ビジネスと社会貢献を両立できる仕事」を求める方々に対し、理想的な仕事となるよう、より安心して事業に携われる仕組みづくりを進めていきます。
(※1)当社調べ 調査方法:インターネット、調査範囲:日本国内の移動スーパーの動向 調査対象期間:2012年1月11日〜2022年5月18日
(※2)高齢化や単身世帯の増加、地元小売業の廃業、既存商店街の衰退等により、 過疎地域のみならず都市部においても、高齢者等を中心に食料品の購入や飲食に不便や苦労を感じる方々
当社は、創業から10年間、買い物支援に携わって参りました。販売パートナーが日々地域のお客さまと直接顔を合わせる中でわかってきたことは「高齢者の困りごと」は買い物以外にも多くあるということです。さらに数年かけてお客さまに対しヒアリングを重ねると「高齢になると自身の生活上の課題を言語化することも難しくなる」ということが判ってきました。このような高齢者の方々の特有の課題に寄り添いながら、お客さまの生活をより快適にしていくため新たなサービス構築をめざします。
お客さまにとって、良いサービス・商品を一早くご提供するため、協業企業様と共にサービス開発を行いたいと考えます。例えば、ご高齢の方も操作しやすい家庭用電化製品や、抵抗感の少ない介護用品等はアイデアとして出ています。過去にはアパレルの販売やメガネの移動販売などにも携わってきました。当社と共に高齢者の方々の生活の課題解決に取り組んでくださる企業様をQRコードと問合せリンクより募集します。
問合せリンクQRコード
https://onl.sc/jGWAZHB
<住友達也 とくし丸創業者 取締役ファウンダー・新規事業担当のコメント>
かつて「大きいことはいいことだ」という言葉が流行った時代があったけど、もはやそんな時代ではない。大きいことはいいこともあるけれど、それだけでいい訳ではない。その大きさに見合った質が問われるのだ。そのことを肝に銘じて、この1,000台トッパを迎えたい。「あって良かった」と言われる存在を目指して、大きさも、質も、さらに磨きをかけていかなければと心底思う。難しい課題ではあるけれど、堅太りしないように注意し、バランスの良い仕組みを目指したい。
とくし丸 創業者 住友 達也
<新宮歩 代表取締役社長のコメント>
提携スーパー、販売パートナー、お客さま、関係者の皆様のこれまでのお力添えに、心より感謝申し上げます。
1000台を超えて、さらに販売エリアを広げていき「買い物難民」という言葉が無くなるよう努め、3000~4000台まで増やしたいと考えです。
移動スーパー事業を通じ分かってきた高齢者の課題についてさらに役割を広げて課題解決を図るため、まい進します。
とくし丸 代表 新宮 歩
移動スーパー事業を展開するとくし丸は、買い物難民を支援するため2012年に設立され、2016年5月からはオイシックス・ラ・大地の子会社となり、事業を推進しています。
とくし丸本部は地域スーパーと提携し、移動スーパーのノウハウを提供。提携スーパーは販売パートナー(個人事業主)と契約し、商品を提供して販売を委託します。販売パートナーは提携スーパーの商品を選りすぐり、生鮮食品から日用品まで約400品目1200点の商品を冷蔵機能を備えた専用の軽トラックに積み込むと、担当エリアを3日に1度の頻度でお客さまのご自宅前まで訪問し、商品を販売します。
提携スーパーは各地の自治体や警察署と見守り協定を結び、お客さまに病気の兆候等があった場合は地域包括センターに連絡をしたり、詐欺被害を防止する啓発活動を行う等、地域の安全も見守ります。
143社のスーパーと提携し、全都道府県で約1,000台が稼働しています。
(2022年5月時点)
移動スーパーとくし丸 URL: https://www.tokushimaru.jp/
販売の様子
接客の様子
オイシックス・ラ・大地株式会社(代表:高島宏平)は、「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の国内主要ブランドを通じ、安心・安全に配慮した農産物、ミールキットなどの定期宅配サービスを提供しています。子会社の買い物難民向け移動スーパー「とくし丸」や、米国でヴィーガンミールキットを展開する「Purple Carrot」も含め、食のサブスクリプションサービスを広げています。
当社は、「サステナブルリテール」(持続可能型小売業)として、サブスクリプションモデルによる受注予測や、ふぞろい品の積極活用、家庭での食品廃棄が削減できるミールキットなどを通じ、畑から食卓まで、サプライチェーン全体でフードロスゼロを目指しています。