食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島 宏平)が展開する「Oisix」は、2021年9月9日(木)より、本年3月に連結子会社化した株式会社豊洲漁商産直市場と共同開発した「【豊洲目利き人厳選】国産本カツオ漬け丼」を販売開始します(URL:http://www.oisix.com/sc/osakana)。
▲【豊洲目利き人厳選】国産本カツオ漬け丼
今回のカツオ漬け丼の原料は「ハギレ」と呼ばれるものです。寿司店など外食で使用する際に見栄えのよい柵(さく)にしたり、納品時の指定で全商品同じ重さに揃える場合に、事前に形を整えたりグラム数を合わせる必要があり、おいしく食べられるのに切り落とされた部分です。
「ハギレ」は規格品より安い値段で売買される一方で、規格品を製造しなければ存在しないため、必要なときに必要な数量が調達できない、姿形がまちまちである、重量がバラバラなど、加工するには手間もかかり、商品の仕上がりを一定のクオリティに仕上げる技術も必要となります。
お刺身を同じ形・同じ色・同じ品質、同じ重量でいつでも買えるのが当たり前となっている現状、どうしても出来てしまう「ハギレ」を余さずおいしく、かつ手軽に食べられるよう、原料販売者・製造工場・販売者が同じ課題に協働して取り組み、ハギレ調達次第製造できるようにすることで今回の商品開発が実現しました。
長期化する巣ごもりにより家庭内での調理の負担は高まり、「食事のマンネリ」や「家事疲れ」が顕在化しています。豊洲漁商産直市場は、豊洲市場などでの市場買付に加え、全国各地の漁場から直接買付けることにより、中間流通を通さず鮮度の高い状態で提供できる独自の流通網と、魚の調理法のバリエーションが広がる提案を強味としています。当社では豊洲漁商産直市場と共に、旬の魚が持つ価値はそのまま、家庭向けに商品化することで魚を「手軽に」おいしく楽しんでいただくことを目的に、Oisixを始め展開するサービスで魚商品の共同開発をスタート。高級魚ののどぐろを使った炊き込みごはんなども商品化、好評を得ています。
▲製造工場でハギレを手切りする様子
▲【豊洲目利き人厳選】国産本カツオ漬け丼
商品概要
【豊洲目利き人厳選】国産本カツオ漬け丼
焼津漁港で水揚げされた新鮮な国産本カツオを漬けにしました。解凍後、あたたかいご飯に盛り付けるだけでおいしい鰹の漬け丼が楽しめます。お好みで卵の黄身、薬味を混ぜるとまろやかになり旨味がアップします。お茶漬けなどにもおすすめです。
価格:1人前/538円(税込)
販売期間:2021年9月9日10:00~9月16日9:59
販売URL: http://www.oisix.com/sc/osakana
▲(アレンジ例)お茶漬け
1999年に設立、2021年3月よりオイシックス・ラ・大地株式会社が子会社化。日本最大の市場である豊洲市場での買参権を取得し、鮮魚、加工・冷凍品を中央市場ならではの品揃えで提供しています。
さらに独自ルートで開拓した全国の漁師や漁協、 産地市場等とネットワークを持ち、活〆・神経〆・血抜き・活越し・今朝獲れ便等、 船上から始まる手当てと独自流通により、ワンランク上の高品質・高鮮度な鮮魚を配送しています。
2000年に設立。「つくった人が自分の子どもに食べさせられる食材のみを食卓へ」をコンセプトとした、有機野菜や特別栽培野菜、合成保存料・合成着色料を使わない加工食品などの生鮮食品を取り扱うEC食品宅配サービスです。
現在、会員数は333,850人(2021年6月末時点)で日本全国の方にご利用いただいています。
2013年7月に販売を開始した、必要量の食材とレシピがセットになり主菜と副菜の2品が20分で完成するミールキット『Kit Oisix』は、シリーズ累計出荷数が9,000万食(2021年8月時点)を突破しています。
オイシックス・ラ・大地株式会社(代表:高島宏平)は、「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の国内主要ブランドを通じ、安心・安全に配慮した農産物、ミールキットなどの定期宅配サービスを提供しています。子会社の買い物難民向け移動スーパー「とくし丸」や、米国でヴィーガンミールキットを展開する「Purple Carrot」も含め、食のサブスクリプションサービスを広げています。
当社は、「サステナブルリテール」(持続可能型小売業)として、サブスクリプションモデルによる受注予測や、ふぞろい品の積極活用、家庭での食品廃棄が削減できるミールキットなどを通じ、畑から食卓まで、サプライチェーン全体で食品ロスゼロを目指しています。