安心安全な農産品や加工食品、ミールキットなどの食品宅配を展開するオイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島 宏平)が手掛ける食品宅配サービス「Oisix」は、NPO法人越後妻有里山協働機構が運営する「大地の芸術祭の里」とのコラボレーション商品、「有機栽培アフリカンルイボスティー」を12月24日(木)から販売開始します。本商品は、大地の芸術祭の参加アーティストである原游さんによるパッケージデザインを採用し、売上の一部を「大地の芸術祭の里」に還元することで、過疎化などの課題を抱える越後妻有地域(新潟県十日町市・津南町)の発展を持続可能な形で支援します。
今回の取り組みを通して、日常的に使う食品をアーティストがパッケージデザインすることにより、売上増や顧客満足度向上を見込み、デザインライセンスフィーとして、この売上の一部を大地の芸術祭の里へ支払います。それにより、大地の芸術祭の里は年間を通じた収入源を持つことが可能となります。地域が抱える課題に対して、当社が有する販売力を活用し、芸術祭開催期間以外でも継続的な商品販売を展開することで、食を通した解決の一助となることができればと考えております。
「大地の芸術祭の里」は、3年に1度の世界最大級の国際芸術祭「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」の舞台となる、越後妻有地域(新潟県十日町市・津南町)を指します。この地域は「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」開催時、多数の来訪者を誇りますが、芸術祭開催の期間以外では来場者が少なく、過疎化や主要産業である農業従事者の高齢化など、芸術祭以外の手段で地域全体をどうやって継続的に盛り上げていくかが課題です。
今回の取り組みは、当社が有する販売力と大地の芸術祭参画アーティストのパッケージデザインを掛け合わせ、商品に付加価値を与えることで、芸術祭開催期間以外でも継続的な商品販売を展開し、地域の課題解決の一助となることを目指します。
お客さまの日常にアートを取り入れ、大地の芸術祭の里に想いを馳せていただきやすい方法として、ルイボスティーへのパッケージ導入を決定しました。パッケージは、大地の芸術祭の参画アーティストである原游さんに描いていただきました。パッケージは2種類あり、ルイボスティーの生産地である南アフリカに生息する動物ということでゾウとチーターを選定し、温かみのある色味で表現をしています。なお、2017年から行っているコラボレーションは、2017年は「天然水」のパッケージに、2018年には、地元で生産された「魚沼産コシヒカリ」のパッケージにも、アーティストが描いた作品を採用しています。
▲有機栽培アフリカン ルイボスティ(発酵)
作品コンセプト「ティーとゾウ」
▲有機栽培アフリカン ルイボスティ(非発酵)
作品コンセプト「ティーとチーター」
1976年生まれ。東京藝術大学大学院研究課程修了。絵画の可能性を探求し、幾つかのシリーズを展開。原倫太郎との共著絵本『匂いをかがれるかぐや姫〜日本昔話Remix〜』 が「第11回文化庁メディア芸術祭」エンターテインメント部門奨励賞を受賞。
©️須崎隆善
美しい里山が残り、棚田の景観で知られる新潟県越後妻有地域。3年に1度の「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」の舞台となる、この地域を「大地の芸術祭の里」と呼んでいます。1年を通して、地域に内在するさまざまな価値をアートを媒介として掘り起こし、その魅力を世界に発信。地域再生の道筋を築くことを目指しています。トリエンナーレは2000年から3年に1度開催されており、2018年には国内外から約54万人もの来場者を記録しました。
https://www.echigo-tsumari.jp/
商品名:有機栽培アフリカンルイボスティー(発酵)/有機栽培アフリカン ルイボスティー(非発酵)
価格:各1,500円(税抜)
商品URL:
https://www.oisix.com/oisixbrand
※Oisixの定期会員様向けに販売します
2000年に設立。「つくった人が自分の子どもに食べさせられる食材のみを食卓へ」をコンセプトとした、有機野菜や特別栽培野菜、合成保存料・合成着色料を使わない加工食品などの生鮮食品を取り扱うEC食品宅配サービスです。
現在、会員数は274,929人(2020年9月末時点)で日本全国の方にご利用いただいています。
2013年7月に、必要量の食材とレシピがセットになった、主菜と副菜の2品が20分で完成するミールキット『Kit Oisix』を販売し、シリーズ累計出荷数は6,500万食(2020年10月時点)を突破しています。