安心安全な農産品や加工食品、ミールキットなどの食品宅配を展開するオイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島 宏平)が運営する食品宅配サービス「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」は、本年7月2日(木)より、うなぎの資源保護・回復を目的に、うなぎ商品やその代替商品に寄付金を付けて販売する「ささエールうなぎ基金」対象商品を販売開始します。
基金は稚ウナギの効果的な放流手法の研究に役立てられており、その科学的解明(※)に貢献しました。
▲大地を守る会の土用の丑の日特集イメージ
▲#DoYouKnow丑の日 クイズキャンペーン
また、日本のうなぎの食文化を持続可能なものにするために、うなぎの生態や、うなぎを取り巻く環境について多くの方に正しく知って理解してもらうことが重要だと考え、「DoYouKnow丑の日?」2020特設サイトを開設、楽しみながら知識を深めていただくクイズキャンペーンを実施します。
https://www.oisixradaichi.co.jp/doyouknowushinohi/
当社では2015年より、うなぎの資源保護・回復を目的に、うなぎのお買い上げ代金のうち1点あたり25円~50円を積み立てる「ささエールうなぎ基金」を続けています。
これまでに積み立てた基金の累計額は、3,709,548円(2020年3月末時点)となりました。
九州大学・望岡典隆 准教授と協力し、集まった基金は放流する稚うなぎの購入と飼育(エサ・水質管理)、放流したうなぎのすみかになる「石倉かご」制作費、またその設置や設置場所のモニタリング費用等に使用し、その効果を検証しています。
放流する稚魚には魚体の負担が少ない標識を施し、モニタリングを継続することで、効果的な放流手法の研究に役立てています。
(活動概要)
・2016〜2019年にかけて、3基の石倉かごを設置
・2019年9月のモニタリング時には、設置した石倉カゴの中に、銀ウナギまで育った個体を確認
・石倉カゴ内にはニホンウナギの他にカワアナゴ、ゴクラクハゼ、ヌマチチブ、テナガエビ類、シジミ、ゴカイ類の生息を確認
▲2019年9月のモニタリングの様子
(※)「うなぎの寝床」の環境を科学的に解明 ~ニホンウナギの棲みやすい川づくりへの指針を提示~
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/355
うなぎの遡上を阻害するような河川横断構造物がない鹿児島県の4河川で綿密な調査を行い、河川内の石が創出する間隙は、ニホンウナギにとって好適な環境であることを科学的に明らかにし、ささエールうなぎ基金でサポートしている活動と同様の取り組みによる効果が科学的にも解明されました。
※価格は全て税抜き、定期会員向け価格です 購入いただくには会員登録が必要です
▲熊野なまずの蒲焼
▲鹿児島産うなぎ蒲焼
▲ささエール薩摩川内うなぎ蒲焼
オイシックス・ラ・大地株式会社(代表:高島宏平)は、有機・特別栽培野菜、添加物を極力使わない加工食品など安心・安全に配慮した食品の宅配サービスを「Oisix(おいしっくす)」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の3ブランドで展開しています。
当社は「これからの食卓、これからの畑」を理念に掲げ、食に関する社会課題をビジネスの手法で解決する事業を推進しています。