オイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島 宏平、以下「オイシックス・ラ・大地」)の連結子会社である、株式会社とくし丸(本社:徳島県徳島市、代表取締役社長:住友 達也、以下「とくし丸」)はスーパーマーケット事業を展開する株式会社リウボウストア(沖縄県那覇市、代表取締役社長:糸数 剛一、以下「リウボウストア」)と事業提携したことをお知らせいたします。とくし丸は全国で最後の販売エリアとなる沖縄県のリウボウストアとの提携により日本全国47都道府県でサービスを展開することになります。リウボウストアでは2020年度中の開業を目指します。
移動スーパー事業を展開するとくし丸は、買い物難民を支援するため2012年に設立され、2016年5月からはオイシックス・ラ・大地の子会社となり、事業を推進しています。
とくし丸と提携する地域のスーパーマーケット(以下SM)と契約した販売パートナーと呼ばれるオーナー経営者(個人事業主)が地域の提携SMの商品を選りすぐり、約400品目1200点の商品を冷蔵機能を備えた軽車両に積み込んで各エリアを巡回し商品を販売する仕組みです。
また、地域の自治体や警察署と見守り協定を結び、お客様に病気の兆候等があった場合は地域包括センター等に連絡、詐欺事件を防止するなど地域の安全も見守っています。
とくし丸は127社のSMと提携し、全国46都道府県で526台稼働しています。(2020年4月末時点)
2012年設立以来、地域密着型SMのご協力の元、稼働台数、流通金額共に順調に増加しました。(※右グラフ参照)
2019年度は1年間で130台稼働拡大し、全国各地で毎月10台以上が開業している状況です。また2020年4月には月間流通総額が12億円を超えました。
流通総額の増加と共に現場で働く販売パートナーの日販平均金額も10万円を超え、安定した収入を得られる状況となっています。
新型コロナウイルスの全国的な感染拡大に伴い、 ⼈混みを避けてお買物をしたいというお客様のニーズが高まりとくし丸を利⽤する方が増えています。とくし丸では感染拡大対策として、販売時のマスクの着用、アルコール消毒液での手指・備品の殺菌、日々の体温測定を行い体温記録をお客様へ提示することや、とくし丸関係者が体調不良を感じた際の対応マニュアルを策定するなどの対策を講じています。
また、全国の500名以上の販売パートナーに向けて、販売時の感染予防に使用するためのマスクを発送するなど、とくし丸本部からもサポートを行っています。
とくし丸は、こういった事態に「なくてはならない」貴重な社会インフラの一部を担っていることに責任を持ち提携SMと販売パートナーと共にサービスの提供を続けて参ります。
週に2日お客様のご自宅前まで訪問し商品を販売。販売と同時に御用聞きや見守り活動も行っています。
粗利の30%を地域SMと現場で働く販売パートナーで分け合います。お客様からは一商品買われるごとにプラス10円を頂き、販売パートナーと地域SMで5円ずつ分け合う仕組みになっています。
買い物にお困りのお客様にサービスを提供し、地域SMの利益を生み出し、地域で働く販売員の雇用を創出するいう持続可能なビジネスモデルが高く評価され、「グッドデザイン賞ベスト100」や総務省が主催する「ふるさとづくり大賞(2019年)」を受賞しています。
とくし丸では現場で働く販売パートナー(オーナー経営者)を募集しています。新型コロナウィルス感染防止の観点から、オンライン事業説明会を開催しています。開業を検討されている方はこちらのフォームからお問合せください。
オンライン事業説明会申込みURL https://ux.nu/faZfm