株式会社イトーヨーカ堂(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三枝 富博、以下「イトーヨーカ堂」)と、オイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島 宏平、以下「オイシックス・ラ・大地」)の連結子会社である株式会社とくし丸(本社:徳島県徳島市、代表取締役社長:住友 達也、以下「とくし丸」)は、両社の連携による「イトーヨーカドー とくし丸1号車」を2020年4月30日(木)より、イトーヨーカドー南大沢店で運用開始いたします。
昨今、商店数の減少により近隣に店舗がない、また、高齢化の進行により交通手段がない等、日常生活に必要な食料品・日用品等の購入にお困りの方が増えているといわれます。イトーヨーカ堂ととくし丸は、移動スーパーの取り組みを通じ、こうした「買い物難民」の方々の買い物支援を行うとともに、地域と連携しながら見守り活動に関する事業を進めてまいります。
今回、イトーヨーカドー南大沢店を拠点に、「イトーヨーカドー とくし丸1号車」が移動販売に回るのは、八王子市を中心としたエリアです。
イトーヨーカ堂ととくし丸は、移動販売を通じて、地域の皆様にとって便利なサービスの追求に向け、今後も連携し取り組んでまいります。
移動スーパー事業を展開する株式会社とくし丸は、買い物難民を支援するため2012年に設立され、2016年5月からはオイシックス・ラ・大地の子会社となり、事業を推進しています。地域のスーパーマーケット(以下SM)と契約した販売パートナーと呼ばれるオーナー経営者(個人事業主)が地域の提携SMの商品を選りすぐり、約400品目1,200点の商品を、冷蔵機能を備えた軽車両に積み込んで各エリアを巡回し商品を販売する仕組みです。
また、地域の自治体や警察署と見守り協定を結び、お客様に病気の兆候等があった場合は地域包括センターに連絡、詐欺事件を防止するなど地域の安全も見守っています。
全国46都道府県で525台稼働中、125社のSMと提携しています。(2020年4月28日時点)
現在、少子高齢化等の進行、小売店舗や様々な拠点数の減少といった社会環境の変化を背景に、日常のお買物において不便を感じる方が増加してきております。こうした日々のお買物ニーズに対応すべく、地域に根差す小売事業者の立場から、お客様の毎日のお買物や、食生活をサポートすることにおいて、イトーヨーカ堂ととくし丸が果たすべき役割は大きいと認識しております。
また、新型コロナウイルスの全国的な感染拡大に伴い、人混みや密閉空間を避けてお買い物をしようというお客様の利用も広がっています。イトーヨーカ堂ととくし丸では、感染拡大防止策として、販売員のマスク着用やアルコール消毒液での手指・備品の殺菌、日々の体温測定等を行っています。