安心安全な農産品や加工食品、ミールキットなどの食品宅配を展開するオイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島 宏平)が運営する「Oisix」は、毎週300品目の野菜を取り扱うバイヤーが売れ行き、お客様からのご支持などから独自の視点で選出した「2019年注目の野菜トップ5」を発表いたします。
Oisixが選ぶ2019年にトレンドとなりそうな野菜第1位として選ばれたのは“うしおな”(ふだん草)です。うしおなはまだ一般にはほとんど知られていない野菜ですが、葉物野菜特有のえぐみがなく旨味があり、また、うっすらと塩味があるのが特徴で、一度食べるとまた食べたくなる不思議な野菜です。味付けをせずとも素材本来の味を活かすことで十分おいしく調理できます。また、葉が柔らかく癖がないので炒め物や煮物など幅広く活躍します。
2018年4月の発売以降、根強い人気を誇っています。
うしおなのスープを発売
2018年5月24日にうしおなのスープを作ることができるミールキットを発売。お客様からは好評の声が寄せられました。
寄せられたコメント:
「初めて口にしたお野菜で、とてもおいしくいただきました。子供も喜んで食べていました。」
▲Kit Oisix うしおなのスープ
2018年、Oisixでは8月に販売を開始したカリフラワーをお米の代わりに食べられる「カリフライス」がヒット。発売直後には想定の2倍以上の売上を記録しました。カリフラワーを米粒程度の大きさに細かく刻んでおり、見た目はお米のようなのでカレーと一緒に食べたりチャーハンにしたりと、様々なアレンジが可能です。同量のご飯と比較すると糖質は24分の1、カロリーが6分の1(※)であることから、ヘルシーな食事を心がけたい方を中心にご支持いただきました。この傾向は来年も続きそうです。 ※・・・ 日本食品標準成分表2015年版(七訂)より引用
また、現在、筋力トレーニングをする人の間でブロッコリーが密かなブームとなっています。現在はごく限られた方の間で人気が高まっていますが、有名アスリートやモデルがトレーニングの際に食べていると公言するなど、 2019年以降はよりその人気が一般化し、積極的に食べられる機会が増えるのではないかと考えています。
▲お米のような見た目の
「カリフライス」
Oisixで人気に火がついているのが「切り株えのき」。エノキ茸の根本の部分です。一般的なエノキ茸は根本の部分を捨ててしまいますが、実は旨味が凝縮されている部分です。生産者さんの「実はこの部分が一番おいしい」という言葉を元に商品化されました。大きなホタテのような見た目そのままに、バター醤油でステーキにすると、もともと旨味たっぷりのえのきの旨みが溢れます。天ぷらや、ザクザクと大きめにほぐして炒め物にしても美味しく召し上がれます。
▲切り株えのきのステーキ
近年、核家族化や単身世帯の増加により、小さめの野菜に注目が集まっています。Oisixでも切らずに冷蔵庫に収めることができる「ミニ白菜」が特に人気です。白菜に続き、2019年にOisixで販売を開始する予定なのがミニサイズのねぎ。白い部分は短くならず、青い部分が短くなり、全体的に普通の長ネギの3分の2ぐらいの長さになります。1本が冷蔵庫に入り切らず、かといってカットしてしまうと鮮度が気になる、という方に人気を集めそうです。
▲通常の白菜より小さめ「ミニ白菜」
独立行政法人農畜産業振興機構が調査する「野菜の需給・価格動向レポート」( https://vegetan.alic.go.jp/vegetable_report.html)によると、今年最も高騰した野菜は「ほうれん草で、次いでブロッコリー、ねぎ、ピーマン、小松菜となりました。
今年は天候不順や猛暑などの要因で野菜の価格が高騰し、総じて過去5年の平均価格より今年の平均価格が高い、という結果になりました。その中でも最も価格差が大きかったのがほうれん草で、要因としては2017年冬の寒波と今年の猛暑により育ちが良くなかったこと、また今年の夏の猛暑により運搬時の傷みにつながりロスが増加、加えて9月に上陸した台風24号後の塩害の影響もあり、昨付に影響したと見られます。
2位のブロッコリーは昨年冬の寒波で生育が進みにくかったこと、また今年の夏の猛暑およびその後の雨量が多かったことにより、腐ったり傷んだりするなどの影響が出て流通量が減少したことが価格高騰の要因ではないかと思われます。
3位のねぎは7月~8月に猛暑により育成が滞ったことによりなかなか出荷数が増えなかったこと、また猛暑の影響で蕎麦やそうめんが多く消費され、薬味の需要が高まったことがさらに価格高騰に拍車をかけたと考えられます。
<算出方法>2018年平均価格」は2018年1月~10月までの各月の価格を平均化。「過去5年間の平均価格」は、2011~2016年の東京都及び大阪市中央卸売市場の価格を平均化。この二つの差額を算出。
<調査対象の野菜>ほうれん草、ブロッコリー、ねぎ、ピーマン、小松菜、里芋、なす、ごぼう、かぶ、きゅうり、にんじん、だいこんはくさい、キャベツ、トマト(大玉)、レタス、たまねぎ、ばれいしょ
<データ引用元>独立行政法人農畜産業振興機構が調査する「野菜の需給・価格動向レポート」
有機野菜や特別栽培野菜などを販売するOisixでは、生産者と直接契約を結び、半年程度先の仕入れ量を大まかに決定した上で仕入れを行います。そのため、天候不順などによる市場価格の高騰に左右されることがなく、ほぼ一定の価格で野菜を販売することができます。
生産者も取引量の目処を立てることが出来るため、経営の安定化を図ることができます。青果の価格高騰により、こういった契約栽培による販売価格の安定化が改めて見直される1年となりました。
「つくった人が自分の子どもに食べさせられる食材のみを食卓へ」をコンセプトに、インターネットで有機野菜や特別栽培野菜、無添加の加工食品など生鮮食品を届けるEC食品宅配サービスです。現在、会員数は189,352人(2018年9月末時点)で日本全国の方にご利用いただいています。
必要量の食材とレシピがセットになった、主菜と副菜の2品が20分で作れるミールキット「Kit Oisix」を2013年7月より販売を開始し、本年7月に発売5周年を迎え、シリーズ累計出荷数は2,800万食( 2018年9月時点)を突破いたしました。
オイシックス・ラ・大地株式会社(代表:高島宏平)は、有機・特別栽培野菜、添加物を極力使わない加工食品など安心・安全に配慮した食品の宅配サービスを「Oisix(おいしっくす)」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の3ブランドにて提供しています。2013年7月からは、必要量の食材とレシピがセットになったミールキット『Kit Oisix』を展開し、累計出荷数が2,800万食(2018年9月時点)を越え、好評を得ています。今後は株式会社NTTドコモと、ミールキット専用のECサイトを立ち上げる予定です。
また、買い物難民を支援する移動スーパー事業「とくし丸」も順調に事業を拡大しております。当社は「これからの食卓、これからの畑」を理念に掲げ、食に関する社会課題をビジネスの手法で解決する事業を推進しています。