オイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島 宏平、以下「当社」)が運営する「Oisix」、「大地を守る会」と、本年10月に経営統合予定のらでぃっしゅぼーや株式会社が運営する「らでぃっしゅぼーや」は、養殖用の稚魚であるシラスウナギが記録的な不漁といわれる中、今年は売り方や食べ方を見直し、日本伝統のうなぎ食文化を残すために持続可能な「土用の丑の日」のあり方を提案します。
当社の企業理念「これからの食卓、これからの畑」の実現のため、国内の生産者を守り、お客様に寄り添いながら、食料資源の保護・回復にも取り組んでまいります。
また、当社で実施した「うなぎの消費と食文化に関する意識調査」では、二ホンウナギが絶滅危惧種と知って、「食べる回数や量を減らそうと思う」、「うなぎの代替品を食べようと思う」などの食べ方を変えるという回答は83%となりました。
■売り方を変えます
-昨年以上にうなぎを仕入れず、賞味期限の長い冷凍商品のみを扱い、予約受注を中心にお客様が必要とする分のみを大切に販売します(3ブランド共同)
■食べ方を提案します
-少ない量のうなぎでもシェアして楽しめる「うなぎ炊き込みごはん」を販売します(Oisix)
-うなぎをより大切に楽しんでもらうために、「うなぎに合うお米」を厳選して提案します(大地を守る会)
■次世代に繋げます
-資源保護・回復を目的に、うなぎのお買い上げ代金のうち1点あたり25円~50円を積み立てる「ささエールうなぎ基金」(※)を実施します(3ブランド共同)
-豆腐や山芋のかば焼き、土用しじみや土用餅など、うなぎ以外の代替品を販売し、新しい丑の日の食卓を提案します(らでぃっしゅぼーや、Oisix)
「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」にて、7月より上記取組みを順次実施してまいります。
※「ささエールうなぎ基金」:2015年より大地を守る会が続けている取組みです。集まった基金は、九州大学水産増殖学研究室・望岡典隆准教授のアドバイスのもと、うなぎの放流、川でうなぎのすみかになる「石倉かご」の設置に使用し、産学連携でその効果を検証しています。
■うなぎの消費と食文化に関する意識調査 詳細
【調査概要】
・調査時期:2018年6月27日~6月30日
・調査属性:一都三県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の20代~50代男女
・N数:415
・調査方法:インターネット調査
※本調査内容をご利用の場合は、下記お問合せ先へご連絡をいただき、出典元として「オイシックス・ラ・大地、【うなぎの消費と食文化に関する調査】」と必ず記入いただくよう、お願いいたします。
2015年より大地を守る会では、うなぎの資源保護・回復を目的に、うなぎのお買い上げ代金のうち1点あたり25円~50円(※)を積み立てる「ささエールうなぎ基金」を続けています。集まった基金で、うなぎの放流、川でうなぎのすみかになる「石倉かご」の設置に使用し、その効果を検証しています。
今年よりこの取り組みをOisix、らでぃっしゅぼーやにも拡げていくことで、うなぎの資源を支えたいというお客様の気持ちに応えながら、日本の川の再生に役立つ、持続可能な取り組みを続けてまいります。
※寄付金額は対象商品によって異なります。