安心安全な農産品や加工食品、ミールキットなどの食品宅配を展開するオイシックスドット大地株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:高島 宏平、以下、「オイシックスドット大地」)は本年4月より、デザインスキルを持つ若手人材に対してオイシックスドット大地が持つアセットを提供し、「食×デザイン」の領域で活躍する人材を増やすことを目的としてデザインを教える高校・専門学校・大学に対して産学連携プログラムを提供することをお知らせいたします。
当社では食品宅配サービスを行う中で、お客様に対し食材の良さや美味しさが直感的に伝わるデザインを推進しており、積極的に社内デザイナーを採用してきました。また食デザインに注力する他企業とデザイナーコラボイベントを行うなど「食×デザイン」の領域を活性化するための活動も行っています。今回、産学連携プログラムの第一弾として多摩美術大学での授業協力を実施すると同時に、デザインに特化した教育機関からの新たな応募受付も開始しました。
産学連携プログラム応募受付URL
https://hrmos.co/pages/929695356407529473/jobs/ndp0001
国連で採択されたSDGs(人類と地球、持続可能な繁栄のために世界193カ国が掲げる2030年までの行動計画)の目標12:「持続可能な生産消費形態を確保する」にもあるように、食の課題解決は世界的にも大きなテーマとなっています。
当社が食品宅配事業のデザインを通じて学んだこと・食の課題を解決した事例など、実践に基づいた食のテーマ・課題を若手デザイン人材に問題提起し、考えるきっかけを提供することで食デザインで社会貢献できる人材づくりに貢献して参ります。また、学生から出たデザインアイデアやプロトタイプについて教育機関側から要望があれば、社内で実用化を検討したのち、サービス化も想定しています。
多摩美術大学の情報デザインコースでは社会デザイン科目の授業を担当される宮崎光弘教授のもと2018年度3年次前期演習のテーマを 「日常のデザイン「食」」としました。 そこで当社が契約する生産地や自社工場などの現場視察を提案し、学生自身に「食」について考える場を提供することとなりました。今回学生が授業を通じ学んだことは本年7月に行われる多摩美術大学のオープンキャンパスで展示予定、また同月にはオイシックスドット大地本社にて最終発表を予定しています。
オイシックスドット大地は2700の優良生産者ネットワークを持ち、Oisixと大地を守る会のサービスを通して20万人のお客様に高付加価値な食品宅配事業を行っています。必要量の食材とレシピがセットになった、主菜と副菜の2品が20分で作れるミールキットのKitOisixは調理時間を削減できるだけでなく、毎週20メニュー以上の和洋中のメニューを展開し、 メニューのマンネリ化も防ぐ事ができます。現在シリーズ累計出庫数が900万個を突破するなど(2018年2月時点)、お客様のニーズに寄り添った商品を提供していることが評価され、2017年日本サービス大賞で優秀賞を受賞しています。
また、当社では社内でデザイナーを採用することで、デザイン人材の育成にも力を入れています。2016年にはgood design company代表の水野学氏がOisixのクリエイティブディレクターにに就任するなど、買い物体験がより良いものになるようデザインに注力し、2018年には3名の新卒デザイナーを採用、長期インターン生の受け入れを行うなど積極的に若手人材の採用を行っています。
当社の食への取組みを共感していただいた教育機関の方々からの産学連携の募集を本年4月より開始します。詳しくは以下応募受付サイトまでお問合せください。
産学連携プログラム応募受付URL
https://hrmos.co/pages/929695356407529473/jobs/ndp0001
オイシックスドット大地株式会社は、有機・特別栽培野菜、添加物を極力使わない加工食品など安心・安全に配慮した食品の宅配サービスを「Oisix(おいしっくす)」および「大地を守る会」にて提供しています。2013年7月からは、必要量の食材とレシピがセットになったミールキット「Kit Oisix」を展開し、累計出庫数が900万食(2018年2月時点)を越え、好評を得ています。今後は株式会社NTTドコモと、ミールキット専用のECサイトを立ち上げる予定です。
同じく有機野菜などの宅配サービスを手がけるらでぃっしゅぼーや株式会社の子会社化を2018年2月に行い、より良い食卓の広がりを目指して参ります。また、買い物難民を支援する移動スーパー事業、とくし丸についても、順調に事業を拡大しています。当社は「これからの食卓、これからの畑」を理念に掲げ、食に関する社会課題をビジネスの手法で解決する事業を推進しています。