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産みたてたまごのTKG(たまごかけごはん)を楽しむ
お泊りキャンプ supported by snowpeak eat

東京を出発するころは大雨でした

台風が3つ近づいていた土曜の朝。さすがにすこし不安な気持ちになりながら、千葉県にある「耕す木更津農場」へ。

心配とは裏腹に天気は良好!これから始まるどきどきわくわくの2日間に胸を膨らませてキャンプはスタート!
まず目に入るのは見渡す限り、自然のグリーン。入った瞬間から大人も子どもも魅了されました。

全員が揃うまで水遊びして待ちます。水鉄砲では、大人たちと勝負してびしょ濡れに。初めて会う子どもたち同士もすぐに友だちになりました。

とうとうスタート!開会式

オイシックスのスタッフからキャンプのスケジュールを、“野遊びのプロ”スノーピークさんからはテントやアウトドアで気をつける点について、そして耕すさんからは、この農場についてお話しいただきました。耕すさんの特製「ウェルカムたまごアイス」と、自己紹介しあって仲良くなる「じゃんけんハイタッチ」で、一気にテンションがあがります。

耕す木更津農場は「循環農法」で運営されています。「循環農法」とは、簡単にいうと、自然に場所を借りて人間や動物が生活するというスタイル。ここでは、鶏さんたちのエサも、野菜用の肥料も、すべてが自然のサイクルの一部として、きちんと循環することができるものを利用します。

「耕す木更津農場に入った瞬間から、みなさんは循環の一部です」この言葉に身が引き締まりました。
「どうかここにいる間は、ないものをコンビニに買いに行くのではなく、あるものでなんとかするという生活スタイル=足るを知ること を実践してください」

スノーピークさんのテント設営レクチャー

今回はスノーピークさんのテントを利用させていただきました。
キャンプが初めて、テントに泊まるのも初めてというお客さまも多く、実際にテントを設営するところを見学したのですが、「この時、お子さまや周りの物にぶつけてしまわないようにしてください」といった注意や「ここは簡単なのでお子さまにお手伝いしてもらいましょう!」など、家族で設営することを想定したアドバイスを交えてレクチャーいただきました。
キャンプに行くと、大仕事であるテント設営につい必死になってしまいがちですよね。そんな時でも、お子さまと一緒に楽しむためのポイントを知ることができました。

待ちに待った「野菜が主役」のBBQ(バーベキュー)!

Oisixの人気野菜を始め、食材をみんなで手分けして下準備。
子どもたちも野菜を切ったり、ピザ生地に思い思いの具材をのせたり、一生懸命お手伝いしてくれました。

耕すさんのドラム缶ピザ窯で次々にピザが焼かれ、網の上では蒸し枝豆をつまみ、人気のなすを食べくらべ、耕すさんの採れたてパプリカを丸焼きに。大自然の中でみんなで食べる野菜は、また一段とおいしかったです!

暗くなってから子ども達は夏の風物詩・花火を楽しみ、おやすみ紙芝居タイムへ。

その楽しそうな声を聴きながら、大人たちは焚き火を囲んで。

普段交わることのない生産者さんとお客さまが自由にトーク。耕すさんがつくるレモンイエローのたまごの魅力について。にんじんしか使用していないのにとっても甘いにんじんジュースについて。もっと深いこと、栽培に対する思いについてまで語り合いました。
お客さまの生の声をその場でお聞きして、とてもうれしそうな耕すさん。この場でおつなぎできて、わたしたちもうれしくなりました。

朝は6時に起きて産みたてたまごの採卵へ出発!

涼しい早朝の農場を散策し、「コケコッコー」の声が聞こえる鶏舎へ。みんなこれから始まる鶏さんとの出会いにどきどきわくわく。鶏舎までの道のりで、耕す木更津農場について詳しくうかがいました。

敷地内にある大量のソーラーパネルは一般家庭約700軒分の電気を発電していて、その利益は全額寄付していること。 鶏たちも循環の一部として、農場の有機野菜をはじめ、飼料米、米ぬか、おからなど、地域で得られる国内の循環資源・未利用資源を活用したえさを食べて育てていることを教えていただきました。

そして採卵のとき。

鶏さんがたまごを産む瞬間を間近で見て、子どもたちは大興奮!「うまれたてのたまごは、ほんとうにあったかいんだ!」
子どもたちは自分で採ったたまごの温かさを確かめ合っていました。命の大切さ、尊さを肌で感じられたと思います。

キッチンに戻っていざTKG(たまごかけごはん)実食!

参加者みんなお揃い・スノーピークさんのカップに炊きたてごはんをよそい、採れたてたまごを割ると、その色にあちこちで歓声があがりました。
耕すさん特有の優しいレモンイエローのたまご!

なかには双子ちゃんたまごも!
耕すさんが作ってくださった、「親鶏」のそぼろをかけて、ひと口ひと口味わっていただきました。
このうえなく新鮮なたまごはふわふわとろとろで、生卵が苦手とうかがっていたお子さんもぺろりと完食。おかわり続出で用意したごはんは全部なくなってしまい、まだ食べたかった~と泣いちゃうお子さんまでいたくらいです。

コーヒーが入りました。

循環資材を使った、鶏さんのえさ作りワークショップ

たまごをくれた鶏さんたちに、ごはんのお礼を。鶏さんたちのエサはなんと一回に約100㎏!みんなで力を合わせて材料を集めます。この農場で体験したことを夏休みの課題にするというお子さんもいて、ワークショップは真剣そのもの。

閉会式

楽しかったキャンプもあっという間にお別れの時間。すてきな時間を過ごさせていただいた耕す木更津農場さんにみんなでお礼。
生産者さんとお客さまとそれをつなぐオイシックスが同じ場所で同じ時間を過ごし、語り合うことができ、とても良い経験になりました。
テントや野遊びについて教えてくださったスノーピークさん、2日間の有意義な時間を過ごさせていただいた耕す木更津農場さん。
本当にありがとうございました。

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