オイシックスドット大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島 宏平、以下「オイシックスドット大地」)の連結子会社である、株式会社とくし丸(本社:徳島県徳島市、代表取締役社長:住友 達也、以下「とくし丸」)は、移動スーパーとくし丸事業について、株式会社いなげや(以下、いなげや)、株式会社コモディイイダ(以下、コモディイイダ)との事業提携を合意し、今秋から稼働を開始します。いなげやとコモディイイダは関東エリアを中心に合わせて218店舗を展開しており、とくし丸は両社と提携することで関東エリアでの稼働拡大とサービス強化を見込んでいます。
地域の過疎化や核家族化などによる買い物難民は全国に700万人いると推計され(2015年経済産業省調査)大きな社会問題となっています。また、多発する高齢者ドライバーの事故を受け運転免許の自主返納が推進される中、買い物難民は増えると予測、今後移動スーパーのニーズはさらに高まる見込みです。
とくし丸の移動スーパー事業は買い物難民を支援するため2012年に設立。(昨年5月よりオイシックスドット大地の子会社) 地域のスーパーマーケット(以下、SM)と事業提携を進め、本年3月末時点で、65社のSMと提携し、36都府県で205台が稼働しています。
各SMと契約した販売パートナーと呼ばれるオーナー経営者(個人事業主)が地域のSMの商品を積み込み、400品目1200点を軽トラックに積んで各エリアを巡回し商品を販売する仕組み。(提携SMの1店舗に対し1台の稼働を基本的なスタンスとしています)参考資料※1
また、地域の自治体や警察署と見守り協定を結び、お客様に病気の兆候があった場合は包括センターに連絡、詐欺事件を防止するなど地域の安全も見守っています。
2012年開業以来、地域密着型SMのご協力の元、稼働台数、流通金額共に順調に増加。(※右グラフ参照) これまでの導入実績や以下の要素を受け、多店舗展開するSMでの導入が進み、2017年1月以降は(株)ベルク(100店舗)、(株)関西スーパー(65店舗)、と提携。(株)天満屋ストア(46店舗)は本年6月に21台目が開業するなど一事業として順調に売り上げを伸ばしています。
いなげや、コモディイイダの移動スーパー事業は、共に今秋1台ずつ開業し、多くのエリアでサービスを展開していく予定です。 とくし丸は全国の買い物難民の方々に迅速にサービスをご提供するため、2018年度末を目処に500台の稼働をめざし、事業を推進してまいります。
当社の事業は地域に根ざした販売パートナーによって支えられており、200名を超えるのオーナー経営者(個人事業主)が全国3-4万人のお客様にサービスを提供しています。そこで本提携を機に販売パートナーの採用強化を進め、募集ホームページを本年8月にリニューアル予定です。とくし丸の販売パートナーの仕事は、やりがいと収入を両立できる地域の新しい働き方として注目されており、最近ではミドル世代の女性販売パートナーが増加傾向で全体の18%を占めています。(出典:とくし丸調べ)
本年4月には京都で活躍する女性販売パートナーのブログが書籍化され、出版イベント等も開催されました。※参考資料2
※参考資料1
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■とくし丸の販売パートナーとは■とくし丸販売パートナー書籍
「ねても さめても とくし丸 −移動スーパーここにあり−」・とくし丸の販売現場の取材や電話取材等、随時受け付けています。
・とくし丸販売パートナー募集WEBサイトURL http://www.tokushimaru.jp/partner/