オイシックス株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:高島 宏平)は、6月20日に第20期定時株主総会を開催し、200名以上の株主が見守る中、今秋に控えている株式会社大地を守る会(千葉県千葉市、代表取締役社長:藤田和芳)との経営統合が正式決定致しました。また、社名についてもオイシックスドット大地株式会社(Oisix.daichi)となることが承認され、正式に新社名として決定しました。経営統合に先駆け、本年7月1日より、オイシックスは新社名「オイシックスドット大地株式会社」へ生まれ変わります。
株主総会では、上記正式決定事項の発表に加え、GAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)に関する新しい取り組みの開始を発表したほか、新社名決定セレモニーを実施致しました。
新社名が決定したことを記念して、新社名正式決定セレモニーでは、オイシックス代表取締役社長 高島と大地を守る会代表取締役社長 藤田が共同で大地を守る会生産者の土の上に、オイシックスの会員様に人気のパワーケールの苗を植える、“苗植え式”を行いました。
新社名のOisix.daichiは“大地というドメインのうえに、おいしい食卓は成り立つ”というコンセプトのもと考え出されました。大地を守る会の生産者の土は農業を始めて50年の野菜作り名人の土を用い、長年に渡り培ってきた確かな土台を表現しました。一方で、多様な食べ方・楽しみ方が出来るオイシックスのケールは多様性のある食卓・より良い食生活をイメージしており、また栄養価に優れ「葉野菜の王様、女王」と呼ばれ、統合により自然派食品宅配のナンバーワンとなって、業界をけん引していく決意を示しています。
株主総会では、今秋開始予定のGAPの取得や運用に関わる施策を発表しました。具体的には、契約農家向けに、GAP取得の無料指導および、審査料を負担します。また、契約農家に限らず、GAPを取得した生産者向けに運用の負担を軽減する「生産管理アプリ」を提供予定です。この施策が実施することにより、生産者にとっては品質への信頼度向上や販路拡大、栽培管理工数・コストの削減など、オイシックスと大地を守る会にとっては品質管理コストの削減や安定した規格のサプライ確保などの効果があると見込んでいます。
株主総会終了後には新社名正式決定セレモニーと連動したお土産をご用意。オイシックス、大地を守る会それぞれの看板商品に加え、セレモニーと同じく大地を守る会生産者の土とパワーケールの種、オリジナルの“Oisix.daichi 植木鉢”をセットにしてお持ち帰りいただきました。ご家庭で種まきをし、パワーケールを育てていただき、作物の成長と共に、新会社の成長を見守っていただける内容としました。栄養価に優れ「葉物野菜の王様、女王」と呼ばれるケールのように、統合により自然派食品宅配のナンバーワンとなって、業界をけん引する決意にご賛同頂ければと思っております。
<お土産セット内容>
・新社名Oisix.daichi 植木鉢
・大地を守る会生産者の土
・パワーケールの種
・特撰 大地を守る会のマヨネーズ
・Oisix ピーチかぶ
オイシックス株式会社(代表:高島宏平)、「子どもに安心して食べさせられる食材」をコンセプトに、有機・特別栽培野菜、添加物を極力使わない加工食品 など多様な食品と豊かで楽しい食生活に役立つ情報を、オンラインサイト「Oisix( おいしっくす )」( http://www.oisix.com/ )にて提供する事業を2000年6月より行っています。2013年7月から、主に働く女性「忙しくて毎日の食事に妥協したくない」というニーズに応えるため、Oisix基準を満たした安心安全な 食材を使い、5種以上 野菜がとれる主菜と副菜の2品が20分で完成する献立キット「Kit Oisix( きっとおいしっくす )」展開を開始しました。また、2016 年 12 月、有機野菜販売の草分け的存在である「大地を守る会」との経営統合について合意し、生産者ネットワークや物流面でのシナジーを生みだし、更なる市場拡大を目指しています。
自然環境と調和した、生命を大切にする社会の実現をめざし、1975年に設立のソーシャルビジネス(社会的企業)。安全・安心とおいしさにこだわった農・畜・水産物、加工食品、雑貨等をお届けする宅配サービス他を運営しています。現在、定期会員数は約46,000人、生産者数・取引先数は約2,000(2017年3月時点)。