二人の食卓
TABLE FOR TWO
時間と空間を超え食事を分かち合う
という社会貢献活動です。
世界の人口約75億人のうち、
8億人が飢えに喘ぐ一方で、
20億人が肥満など食に起因する
生活習慣で苦しんでいます。
Oisixでは、これまで累計で
8,703,508食
(2024年6月末現在)
の給食を寄付しています
Oisixでは、これまで累計で
8,703,508食
(2024年6月末現在)
の給食を寄付しています
TABLE FOR TWO(TFT)は、「開発途上国の飢餓」と「先進国の肥満や生活習慣病の問題」に同時に取り組む社会貢献運動です。「ふたりの食卓」という意味の名前は、先進国の参加者自身と開発途上国の子どもが、時間と空間を超えてひとつのテーブルを囲んでいるイメージからつけられました。
TFTが目指すのは「食の不均衡」の解消。先進国の私たちはヘルシーメニューを選ぶことで取りすぎの栄養を減らせ、開発途上国の子どもたちには給食という形で栄養が届く支援です。Oisix、らでっしゅぼーや、大地を守る会で対象となる商品をご購入いただくと、20円(または売り上げの3%)がTFTに寄付され、開発途上国の子どもの学校給食になります(20円で開発途上国の給食1食分)。
オイシックス・ラ・大地ではこれまで、寄付金付き商品の販売だけでなく、ハロウィンのイベントをお子様と楽しみながら、遠い国の子どもたちのことを考えてもらうきっかけになるシール付きのかぼちゃ販売や、支援する地域に給食室をプレゼントするなど、2008年からの取り組みの中でさまざまな活動をしてきました。
支援が開始される前、この村の就学率・出席率は60%に留まっていましたが、支援を始めて10年で、100%に。小学校の卒業率も100%になりました。写真の女の子、キャビーンちゃんも毎日学校に通って給食を食べています。
ジェラルドくん(26)は、12歳の時には生活のために都市に出て働いていましたが、学校給食が開始したことを受けて戻ってきました。「給食のおかげで、食べるために働きに出ることなく勉強に集中できるようになり、僕の人生が大きく変わりました」。将来の夢はホテルマンかジャーナリストだそうです。
2012年ルワンダのバンダ村に、2014年ケニアのルシンガ島の幼稚園に、それぞれお客さまの寄付でプレゼントすることができた「給食室」。
電気が通っていない地域のため、牛小屋から得られるバイオガスを作って火をおこします。
水道と、バイオガスを使用するガスコンロ、ランプも完備しています。
学校でのこのお粥が一日の食事になる子どもも多く、みんな給食の時間をとっても楽しみにしているそう。
タンザニア、モロゴロ州の小学校には、2018年に学校菜園を設置。有機農法を学んだ教師と、学校に通う生徒たちが菜園の管理に携わり、乾燥に強い作物を植える取り組みを実践しています。
菜園は野菜を栽培して収穫するだけでなく、教室では学べない技術を学べる場でもあります。
近隣住民など、栽培に携わる生徒や家族以外にも効果が波及していくことを目指しています。
多くのお客様の寄付が、各地の社会貢献に繋がっています。
10月16日の「世界食糧デー」にあわせ、2015年から実施している「おにぎりアクション」。日本の代表的な食である「おにぎり」をシンボルに、おにぎりの写真をSNS(Instagram,Twitter,Facebook)、または特設サイトに投稿すると、TFTを通じてアフリカ・アジアの子どもたちに給食をプレゼントできる取り組みです。
また、身近な食べ物をシンボルとした写真投稿で世界の課題解決に参加できる仕組みを通して、幅広い層に対し、世界の貧困・飢餓問題について学ぶ機会を提供したことなどを評価され、第3回ジャパンSDGsアワード外務大臣賞を受賞しました。オイシックス・ラ・大地は協賛企業として毎年参加しています。